今しがたカート・ヴォネガットのタイタンの妖女という長編SF小説を読み終えました
アメリカのSF小説は和製のものよりぶっ飛びすぎて、大抵哲学的な話になりがちなんです
だからよく読み終えたあとで、困惑するのだけど、これはちがった
作者は壮大なストーリーの中で、ただ単に人類に対する大きな皮肉を語りたかっただけのようで
最後のどんでん返しには、大きく手を叩き笑いながら「してやられた!」と思ったよ
爆発問題太田光が今作品を大絶賛しているようだが、それはきっと彼がヴォネガット流壮大的皮肉が大好きだからだな
だな!w